幕末をテーマにした乙女ゲームは日本だけでなく、海外でも人気があります。私も幕末が好きです。しかし、歴史の幕末が好きなため乙女ゲームになると実は抵抗があり、距離を置いていました。
そんな私が「艶が～る」だけにはハマることができた理由。
今回はアバター系が苦手という方も始めてみたくなるような魅力をお伝えできたらと思います！
「艶が～る」とは？
もともと某ブログのソーシャルゲームとしてリリースされていたものが２０１５年に「艶が～るプレミアム」になり、現在はアプリでも配信されています。
ソシャゲ版とアプリ版、両方をプレイしましたが、システム面で大きな違いはありません。ゲーム中で必要なコインとその集め方が違うぐらいです。
当初はボイスはありませんでしたが、アンケートが行われ、決定された声優陣でボイスつきになりました。ドラマＣＤや舞台化もされるなど根強い人気のある作品です。
[2021年９月追記]
2021年12月20日（月）をもってサービスを終了することが発表されました。
アイテムは購入できませんが、まだプレイは可能です！ぜひ！！
あらすじとシステム
主人公は女子高生。修学旅行の途中、古いカメラをきっかけに幼なじみの結城翔太とともに幕末の京都にタイムスリップしてしまいます。なんとか遊女見習いとして生活する手段を確保した主人公は現代に帰るため、翔太とともにその古いカメラを探し始めますが・・・と、ここで誰の物語を読むか選択できます。
基本的に１日５話まで無料で読めます。途中の選択肢によって好感度が変わり、追加エピソードが読めたり、エンドが変わります。
好感度を上げる方法には他に【逢引】があります。これは短い会話をして好感度を稼ぐものです。章ごとに目的の好感度に達成していれば、少し長めの会話や甘い展開などが追加されます。
ありがたいのが、現在の好感度で読めるエンドを表示してくれることです。
ここを推したい！
攻略対象には新撰組の土方歳三（cv浪川大輔）と沖田総司（ｃｖ朴璐美）、坂本龍馬（ｃｖ山口勝平）や高杉晋作（ｃｖ檜山修之）など人気どころがいる一方で、徳川慶喜（ｃｖ近藤隆）や古高俊太郎（ｃｖ緑川光）など乙女ゲームとしてはマニアックな人物がいます。
特に土方と古高が攻略対象として同時に存在するなど、戦々恐々です。
私は古高にやられました。どれだけ涙を捧げたかしれません。とにかく素敵です。
他に幼なじみの翔太くん（ｃｖ下野紘）と、遊女見習いとして世話になる置屋の主人・藍屋秋斉（あいや・あきなり／ｃｖ石田彰）さんがオリジナルキャラです。この２人、良きです。
主人公は現代にいればピュアなＪＫだったでしょう。しかし幕末という時代で生活をし、生死に触れ、狂おしい感情を知り、誰にもその先がわからない人生を送ることになります。
歴史通りになるのか、愛を貫き通せるのか、現代へ戻るのか。
ストーリーに読み応えがあります。スチルもびっくりするほど美しい。背景もあでやか。友達になる花里ちゃんがかわいすぎる。攻略したい。
いろんな意味でオトナな物語なので、キュンキュンできて泣きたい作品をお探しの方には特におすすめです！
こんな方におすすめ
- 幕末や和風が好き
- 泣ける系が好き
- ちょっと大人な乙女ゲームをしたい
- 一途な幼なじみや色気のあるキャラが好き
- 声優陣が豪華なゲームを探している
