ArfitexMundi:エニグマティスシリーズ
ポーランドのゲーム開発スタジオArfitexMundiについては以前、記事にしております。
otomecafe-oasis.hatenablog.com
私はこの三部作でArtifexMundiniのゲーム、ひいてはポーランドにハマりました。
エニグマティスシリーズは
「メープルクリークの幽霊」
「レーブンウッドの霧」
「カークハラの影」 の三部作です。
メープルクリークという小さな村を舞台に起こるサスペンスから物語が、そして主人公と牧師の因縁が始まります。
はじまり
はじまりは「未解決」という更新型ゲームアプリで「レーブンウッド」をプレイしたことがきっかけでした。
未解決の失踪事件を追う刑事ものと思っていたら実はダークファンタジー。展開が気になりつつも進行に必要なアイテムがバグで受け取れず、やむなく途中離脱。
しかし単品でDLしてみたところ、そのクライマックスに大興奮。
1を未プレイだったので『牧師』の存在がわからなくも、進めるうちにこのシリーズの鍵を握る存在だとわかり、これは3部作で全貌を知りたい!と思うようになりました。
メープルクリークの幽霊
3部作のはじまり。主人公がメープルクリークという村で起きた女性の失踪事件を追い、村を訪れるところから始まります。
事件を追ううちに怪しい人物が現れたり、村の教会でどうやら何かが起こっているらしいことがわかっていきます。
その恐ろしい結末にたどりつくも、黒幕の牧師をつかまえることができず、物語は2へと続きます。
レーブンウッドの霧
2は1よりもダークファンタジー色が強くなります。悪魔たちの儀式や争いに主人公は巻き込まれていきます。
その途中で1の登場人物も出てくるので1からプレイしたほうが当然わかりやすいですが、2で知った後に1でその人物のバックグラウンドを知るのもなかなか良いです。
好みは分かれそうですが、牧師にテンションが上がり(笑)3もプレイしないとダメだ!となっていきました。
カークハラの影
今作は1、2とまた毛色の違う、バディ映画もののような雰囲気になります。
舞台はチベットを思わせる山奥。アジアンテイストが濃い場所で牧師を追います。
ストーリー展開がアクション映画のようだったり、どんでん返しもあったり、映画「コンスタンティン」っぽかったり。
ラストはこれまでの過去作を見てくると思わず胸が熱くなるというか、不思議な爽快感に包まれました。
この人物たちのその後もまたどこかで見てみたい。
そう思わせるほど、気づけば没入していました。
おわりに
牧師の存在が妙に刺さり、3部作を経て主人公たちに情も移っていました。
もし1か2で「あ、結構好きかも」と感じたら、3部作を終えた頃には大切な作品の1つに仲間入りしているかもしれません。
ゲームに直接は出てきませんが、ポーランドの文化は日本人にもなじむようなものが数多くあります。松屋でポーランドの家庭料理風ハンバーグが販売されていましたが、ArfitexMundiで興味を持ち食べてみた大変においしくて、そういう新しい世界も開いてくれました。
プラットフォームがさまざまあるので、気になる方はぜひプレイしやすい場所でDLしてみてください。
神話とミステリーの世界へ誘うArtifexMundiのゲームたち
今回紹介するのはArtifexMundi のゲームシリーズ。
ArtifexMundiはポーランドのゲーム開発スタジオで、スマホアプリのほかSteamやSwitchでも配信されています。

アプリだけで半数以上プレイしましたが、SwitchやSteamでDLできるものもセールのタイミングで購入してしまいました(笑)
欧米のゲームはイラストがやはり独特。ここのスタジオも独特なキャラデザではあるんですが、いろいろプレイしてみるとだいぶ洗練されてきたんだなと実感しました。
デザインやストーリー展開に好き嫌いがあるかとも思うので、
ここではゲームのおおまかな紹介とシステムやゲームの進め方について説明します。
個々の感想については下記に書いています。
otomecafe-oasis.hatenablog.com
ちなみに海外ゲームですので、日本語訳が不安定なものもあります。
女性主人公が多いからなのか、屈強な男性やおじいさんがお茶目になってしまっていることが少なくありません。そこはご注意ください。
シリーズ
メインジャンルは大きく分けて神話もの・SFもの・ミステリーものなどがあります。
神話ものはケルト神話やスラブの寓話などを主題に、悪と戦います。
SFものはタイムトラベルだったりスチームパンク系がテーマ。
ミステリーものは探偵や刑事となり謎を追うストーリーです。
シリーズによってストーリーのクオリティにも差があるので、お気に入りのシリーズを見つけてみてください。
システム
大体のゲームが主人公視点で進めていくノベルタイプです。
その時々で解決すべきテーマが与えられ、そのためにアイテムを見つけたり、ミニゲームを解いたりしていきます。
ミニゲームは得手不得手があるので、時間がかかりすぎると思ったらスキップをおすすめします。
オブジェクト探し
アイテムを見つけるときにはリストに書かれたものを探し出すゲームがあります。

ArtifexMundiプレイゲームレビュー
ダークファンタジー
エニグマティスシリーズ
三部作ということもあり、力を入れているのがわかります。
私はこの三部作でArtifexMundiniのゲーム、ひいてはポーランドの魅力にハマりました。この作品については別記事にします。長くなるので(笑)
エメラルドの乙女:夢の交響曲
ここのスタジオの中では1,2を争う好き系な作品。主人公を産んですぐに失踪した母を探してたどりついた海底の不思議な劇場で失踪の真相を突き止める。
海外ドラマ「LOST」の"奴ら”の謎多い時期が好きな人にはとてもささるはず。
夢の中を探検できる仮想装置がたまらなく面白い。
時計じかけの物語
スチームパンクの世界観。機械式の昆虫:スチームバグを研究する博士とその助手の物語。今回は博士が何者かにさらわれ、それを主人公である助手が探索し助けにいくストーリー。虫がちょっと多めに出てくるので、苦手な方は注意が必要。
王国・神話系
クイーンズクエスト:闇の塔
RPG的。実写に近いテイストで、ストーリーも次の課題がわかりやすくテンポよく進められる。これに慣れると過去作に抵抗が出る気がするので、できれば過去作をいくつか経てプレイしていただきたい。
グリムレジェンド:呪われた花嫁
主人公(女性)は妹の結婚式のために山の中の小さな村に帰るが、結婚式準備中の村をどう猛なクマが襲い妹をさらってしまう。これは二転三転する展開が濃いめで面白かった。少し東洋的な要素もあり、幻想的な場所を探検するのが好きな方にはおすすめ。
夕暮れ:スラブの寓話
これは体験版をプレイしたら先が気になり、フルバージョンを購入w
スラブの不思議でかわいい動物たちや植物たちを危機から救う物語。
ロストグリモワール3:忘れられし井戸
和訳のとんでもない感じが一番濃くて、せっかく熱い場面のはずなのに笑いをこらえきれなかった問題作。薬剤の調合や錬金術など体験できるところは面白い。
タイムトラベル
シークレットオーダー2:隠された陰謀
タイムミステリーズ2:古代の亡霊
デーモンハンター向こう側からの記録
P.R.I.C.E
「P.R.I.C.E」は海外ゲーム沼のきっかけとなったゲーム。ジャンルは謎解きゴシックホラー。OPムービーのゴシックなオペラ調の音楽が不安感をうっすら煽り、これから知るであろう悲劇を予感させる。
※一部グロ描写があります。苦手な方はお気をつけください。
ストーリー
主人公イヴリーが、妹の部屋で目覚めるところからゲームは始まる。
ドアには鍵。記憶を呼び起こしながら、部屋から出る方法を探していく。しだいに思い出される妹と、自分たちを残して亡くなった父親の記憶。この部屋から出てはいけないと思うのに、脱出方法を見つけ、部屋を出る決意をする。
そして、オープニングに戻り、メイン画面に追加される「P.R.I.C.E.」の章。
イヴリーは似たような作りの部屋で目が覚めるが、なぜかベッドも家具もぼろぼろ。部屋には不気味な骸骨たちの絵や血まみれのピアノ、ぼろぼろの楽譜。イヴリーは自分の体が弱いこと、血を吐くほど、もう長くはなかったことを思い出す。
ポイントクリック
発見したアイテムを組み合わせたりして、使うごとに記憶がよみがえる演出が見応えがあった。探索画面ではほのぼのとするところも。

ここが良かった
第2章で真実が明かされ、この作品のテーマが「愛する人のために何を犠牲にできるか?」ということを知る。作中で妹が大好きな人魚姫の本が登場するが、ゴシックタッチのイラストと、時折出てくるデフォルメ絵とギャップがかわいらしかった。

作中に出てくる死神で連作シリーズが見てみたい。
美麗イラストで没入感倍増の中華ホラーゲーム『紙装束』シリーズ
アジアンホラーはおどろおどろしくて得意じゃないものの、ビジュアルも雰囲気もとても好みでずっと気になっていた中華ホラーゲーム『紙装束』シリーズ。
ついに手を伸ばしてみたら、沼でした。

日本語訳がされているので、ストーリーは問題ありません。ただ、一部では「激ムズホラー」と称されるほど、難易度のエグいものも…。
ヒントを見るにはコインが必要ですが、広告を見ることで1コインずつ入手できるのでそちらも問題ありません。むしろミニゲームでクリアできる気がしないものはコインでスキップを活用することをおすすめします。
1の時点では心臓に悪い演出や重暗い雰囲気が「あ〜もうイヤだ〜もう出たい〜」とお化け屋敷状態だったものの、あっという間に3までクリアしてる始末。そのぐらい、連続しているストーリーから抜け出せなくなります。
抜け出せなくさせる理由の1つが、2からキャラクターの立ち絵とボイスがつくため、ストーリー進行に厚みが出て、没入感と客観性が調和していきます。回を重ねるごとにキャラクターに対する情もわいていきます。
私はアプリでプレイしたので基本無料でしたが、Steamでも販売されていて、画面の見やすさでいえばSteamの方がおすすめです。なにせスマホの照度を最大にしないと見つけられないアイテムがあるぐらい全体が薄暗いです。
嫌〜な雰囲気は1がもっとも強いので、1がプレイできれば、たぶんその先は楽しめるはず。
中国の民間信仰や伝承、京劇、都市伝説に興味のある方は間違いなく性癖にささることと思いますので、少しでも気になった方はぜひプレイしてみてください。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.funnygames.escape.zjyhw