乙女ゲームは衰退してしまうのか?
はじめに
「乙女ゲーム」という言葉が一般化(?)して久しくなりました。
乙女ゲームという市場が確立され、規模が拡大したことで今は飽和状態になったとも言われています。
そのために食傷気味になって乙女ゲーム離れをしかけている人、してしまった人も少なくないようです。
私もその1人になりかけていました。
そんな私がなぜこのようなサイトを立ち上げるに至ったのか。
このサイトの目的も含め、順を追ってお話していきます。
需要と供給
最近の乙女ゲームについて考察されている方はたくさんいらっしゃいます。
衰退傾向にあるとされる理由も1つじゃないでしょうし、考えられている理由もどれも的を得ていると思います。
私も私で思うところはたくさんあります。
なんと言っても、短髪で硬派・ストイック・女性慣れしていない、兄貴って呼びたい!…みたいなタイプは少なくなってしまいました。
それは別の機会に語るとして、似たようなタイプのイケメンが量産されていることは間違いありません。
では、なぜそのような事が起こっているのか?
やはり人気があるから。または人気があると思われているから。
需要の少なそうなキャラや設定で勝負に出ることはリスキーです。
わかります。
ただ、一方でこれだけコンテンツが溢れているのですから、ニッチなニーズに合わせたものだってあるわけです。
乙女ゲームが好きという方達も、乙女ゲームの何が好きで、何を楽しみにして、どういう所を目的にしているかは千差万別なはずです。
さぁ、宝探しへ
新作に魅力を感じられないこともあるでしょう。
過去の作品もやり尽くしてしまった感がある方もいるでしょう。
読むだけのものはゲーム性に欠けると除外してしまう……。
でも、
あきらめてしまったら、そこで試合終了です。
今、海外でも乙女ゲームは「otome」「otome game」と認知され、市場が形成されつつあります。
一方で国内の新作はSwitchとアプリに集約されつつありますが、過去の作品やハードが市場から消えたわけではありません!
世界にはまだまだありますよ、良作。
私もあちこちの感想サイトやSNSで見つけた過去作品をプレイしてみたり、Steamやアプリで海外の乙女ゲーをしてみたり、初心に返って乙女ゲームを楽しんでいます。
骨董市で掘り出し物見つけた!みたいな、そんな気分です。
古くても、マニアックでも、評価は良くなくても、自分の琴線に引っかかればそれが宝物になる。
このサイトが、そんな宝探しの一助になればと願っています。