『金色のコルダ』AnotherSkyシリーズ
バイオリンロマンス『金色のコルダ』。
シリーズは１から４、そして番外編の「オクターブ」と出ていて、発売１５周年を超える人気作です。
コルダは１＆２と３＆４で主人公と攻略対象が変わります。
私は３からのキャラが特に好きです。
しかも３からは高校もたくさん登場。キャラ数もぐんと増えます。ジャンプのスポーツ漫画並に他校に魅力的な人たちがいるので、個性的なキャラのにぎやかなものが好きな方はきっとハマるポイントがあるはずです！
コルダ初心者の方はどこから始めたらいいか悩まれると思うので、あえて番外編のAnotherSkyをおすすめしたいと思います。
このシリーズは乙女ゲーム初心者の方にもおすすめです。
『金色のコルダ』AnotherSkyとは
コルダ３（３＆４は以降、３で統一します）には主な高校が４つ登場します。本編で主人公が通うのは星奏学院です。音楽科があり、主人公はバイオリンの技術を磨くため星奏学園へ転入します。そして本編でライバル校として登場するのが
仙台の歴史ある男子校 至誠館高校、
お金持ちの子女が通う神戸の神南高校、
音楽のエリート達が通う横浜天音学園。
これらライバル校に転入できるのがAnotherSkyシリーズです。
主人公が転入する先が違うので、本編とは始まり方から違います。至誠館にいたっては共学という設定になっているので、完全なるパラレルです。なので、本編未プレイでも始められます。そこがおすすめポイントです。
学校ごとにPSPソフトが発売されていますが、すべてそろった完全版がvitaで出ています。
学校紹介
★featuring 至誠館高校
登場校中、唯一普通の公立高校です。登場キャラも多く、ストーリーも【王道青春学園もの】が楽しめます。
廃部寸前の吹奏楽部に入部し、ライバルとなったブラスバンド部とのあれこれがあり、部の存続をかけた大会があり・・・熱いです。甘酸っぱいです。
訳あってライバルのブラスバンド部部長の家に住むことになるので（住む家は寺の離れですが）それもまた少女漫画の世界が楽しめます。
少し疎まれているところのある吹奏楽部に紅一点で入部し、部のみんなと仙台を楽しんだり、たまにはみんなでお昼食べたり、喜びあって涙もあって。「部活してる！」「青春してる！」って感じします。
攻略対象は、優等生、見た目は不良で根は優しい同級生、人なつっこい後輩、ドS眼鏡の生徒会長と王道おさえてます。
本編では初戦で対戦してしまうため距離感や関係性が微妙なので、先輩後輩同級生になると甘酸っぱさが！格段に変わります！！
- 王道＆少女漫画が好きな人
- 青春したい人
- 逆にスポーツ系少年漫画の熱い作品が好きな人
こんな方には至誠館がおすすめです！！泣けます。
★featuring 神南高校
一番推しの神南です。私が大好きな東金千秋と芹沢くんがいる学校です。土岐先輩も好きですよ！
ここはとにかく個性的。俺様な東金くんを中心に、東金と幼なじみのいつもけだるそうな色気たっぷり土岐先輩、２人に振り回される秘書的存在の芹沢くん（結構、Sっ気強め）。
神南は例えるなら『花より男子』の世界観。
突然、沖縄に行ったりします。これはこれで至誠館とは違う少女漫画の世界に入り込んだ感じ。華やかで素敵なイケメン達と、魔法にかかったような現実逃避を楽しめるのは神南編です！
神南は攻略対象が３人だけなので星奏との交流も結構多めです。
星奏のオーケストラ部部長、如月律と副部長の榊大地の２人も攻略対象になっています。本編では先輩の２人と、他校生として距離を縮めていく。それもまたおいし、です。
華やかで派手ではあるのですが、一方で神南の３人とも家族の悩みや自身の内に葛藤を抱えていて、そこを一緒に乗り越えていく過程がぐっときます。
★featuring 横浜天音学園
天音(あまね)はまだプレイしていないのでリアルイベントからの情報になります。
余談ですが、学校ごとにfeaturingイベントが行われていて、どれもめちゃくちゃ楽しいです。特に至誠館は乙女ゲームイベントと思えない迫力と男くささがたまりません(笑)
さて天音編ですが、AnotherSkyシリーズ中、一番ファンタジー。というのもコルダの世界には“音楽の妖精”というものが存在したり、「ブラボーポイント(BP)」というものがお金の代わりになったりします。いい演奏をするとBPがもらえて、コンビニや楽器店で使えます。
このファンタジー世界がふんだんに生かされているのが天音編。
主人公に憎悪と復讐心を抱き続ける攻略対象（愛憎がひどいｗ）冥加玲士(みょうが・れいじ)と同じ学校に通うのですから、ドキドキしますね(笑)いろんな意味で。
ピアノの天才だけど不思議ちゃんの天宮くんや、不憫になるほどの天音の良心・七海くん、そしてどう見てもビジュアル系の氷渡くん。そこに姉妹校である函館天音のメンバーも加わって、本編で大人気の親友・ニアちゃんと、幼なじみの如月響也まで加わって・・・書きながらどろどろな様相を呈したゲームかもしれないと思い始めました(笑)
コルダとは！ネオロマンスとは！！という世界観は天音編が一番体感できるかもしれないですね！
システム
最後にゲームシステムの話です。
コルダは音楽ゲームなので、カレとの親密度を上げる以外にバイオリンの技術を上げつつ、大会へ向けてアンサンブルの完成度を高める必要があります。
しかし、技術・完成度・親密度、すべて力技で上げられます。しかも攻略するために必要なイベントの発生タイミングや親密度もゲーム内で教えてくれるので非常に優しい。ゲーム性が高いものが苦手という初心者さんでも頑張れると思います。ちなみに大会では曲に合わせてタイミングよくボタンを押していくいわゆる“音ゲー”があります。難易度は選べるので、自信がない方はやさしいモードで確実にクリアしていきましょう。
公式PVと公式サイトでキャラチェック
乙女ゲーム界のレジェンド・ネオロマシリーズの柱の１本なので、コルダはぜひどれか１つはプレイしていただきたいゲームです。とにかくキャラがいい！シリーズは１度ハマると沼です。継続してイベントや新展開があるので、沼にハマるなら今ですよ！
